父の在宅介護などを経験して感じた事

父が癌の闘病生活の中、私は介護やそれに伴う手続きや、物事のシステムについてとても疑問を感じ、時には怒りも感じ、これからの高齢化社会、老老介護等について、どうなっていくのか不安に感じた事がありました。
とにかく介護関係の手続きはすぐにはできない、そしてどれだけ困っていても助けてほしくても自治体などから援助など受けられない事もあるのです。
申請を出して、調査にきて、審査されて結果が出るというまでには最低でも1ヶ月以上かかり、それからケアプランナー選びをし、計画書を作成してもらい、等級などによって受けられるサービスが決定し、利用できるという流れです。
全てが整うまでにどれほどの月日がかかるのか、その間は家族が在宅で不慣れながらにも一生懸命、寝ずの介護をしたりします。
本来であれば介護保険を納めてきている人々みな平等に受けられても良いものですが、それも平等には感じませんでしたし、なによりも全てが手間もかかり、ややこしく、月日がかかりすぎる事にも問題を感じました。
これでは、老人ふたり暮らしの家庭で、そのような状況になった時に、1人でできるのでしょうか?できないと思いました。私もフルタイム勤務でしたし、母も持病抱えていました。
父の病状なども含めて、自治体にもケアプランナーにもうまく伝わらず、中途半端な事しか受けられず、大変な日々を過ごしてきました。
もっとスムーズで高齢者に寄り添った環境つくりをしてもらえたらと強く思いましたし、介護などで老老介護や色々な現場を見てきましたが、胸が痛くなる現実があります。
その現状が減るどころか増えていて、その理由として、スムーズではない、平等さに欠けるというのがあるとつくづく思いました。